2012年 10月 17日
2.理想の自転車屋さんって何? |
-理想のお店ってなんだろう?-
広くて、アクセスが良くて、綺麗な店舗で、駐車場も大きくて、
街中にあるけど交通量が少ないからロードの試乗に出易くて、
裏山があるからMTBの試乗もガチでOK。
トラックもあるからBMXの試乗もOKで、駐車場の一角にはミニパーク。
全てのメーカーの全てのサイズ、全てのカラー、
全てのグレードが置いてあって、それら全てに試乗出来て、
でも買う時は試乗車ではなく箱出しのモノが買えて。
全ての周辺商品も、サイズ違いやカラー違いまで置いてあって、
試着用と購入用が分かれてて・・・。
で、出来るだけ安く買えて、新商品の入荷は早くて、
なおかつ昔の商品も在庫してあって・・・。
でも、それって無理じゃない?
大きな店舗は、家賃も高いよ。持ち土地、持ちビルでも固定資産税とかが要るから、
やっぱり経費は販売価格に反映しちゃう。
在庫がたくさんあれば、それだけロスも出ちゃうし、
少なければ、売り切れちゃう。
結局全てはトレードオフ。
何を取って
何を捨てて
何を残して
何を切り捨てるか?
その中でバランスを取れたお店が、『良い品揃え』って言ってもらえるんでしょう。
じゃぁ、何を残せば良いんだろう?
流行のモノ?ベーシックなモノ?奇抜なモノ?
そこらを上手に見極める。それがバランス感覚なんでしょう。
ここら辺は店舗規模や客層によっても変わるので、百店百様ですね。
ただ、これらはみんな『モノを置いてる』事だけを重視した場合。
一番大切なのは、『ニーズに合わせた商品をセレクト出来る店員』がいる事。
漠然とチューブを買いに来た人に、太さやサイズ、重量やバルブ形状、バルブ長、
それら諸々を聞き出してセレクトするスキルや、
おすすめする理由と製品の特徴をきちんと説明出来るスキル。
場合によっては、お客さんが『コレ!』て決めてきた商品でも、
勇気を持ってより良い商品をオススメできる責任感。
安い物ではないスポーツバイクやその用品、部品を販売するにあたって
これが一番大切だと思う。
雑誌に載ったインプレにはそこまで極端な悪口は書かれないし、
編集さんが気付いてないデメリットがある場合もある。
それらを総合してセレクトできるスキルこそが、生きた商品知識なんだと思う。
店頭に物さえ揃えて置いておけば…というならそれはもう対面販売の意味は無い。
自転車店は『物品販売』と『メカニックサービス』を両軸に動いているけれど、
『物品販売』は後のメカニックサービスにも、
また、当たり前だけれどお客さんのその後の自転車ライフにも関わってきます。
そう、どれだけ素晴らしい商品知識があっても、
それを活かすには『きちんとしたメカニックサービス』が必要です。
自転車店は、『モノを売るだけ』の(さながら家電量販店のような)
店であってはならないのです。
『まぁ小さな違いだし・・・』と無視できるのか、
『小さいけれど後々○○に関わる』のか。
そんな提案が商品セレクトとメカニックサービス両面で出来る事こそが、
大切に思う今日この頃。
広くて、アクセスが良くて、綺麗な店舗で、駐車場も大きくて、
街中にあるけど交通量が少ないからロードの試乗に出易くて、
裏山があるからMTBの試乗もガチでOK。
トラックもあるからBMXの試乗もOKで、駐車場の一角にはミニパーク。
全てのメーカーの全てのサイズ、全てのカラー、
全てのグレードが置いてあって、それら全てに試乗出来て、
でも買う時は試乗車ではなく箱出しのモノが買えて。
全ての周辺商品も、サイズ違いやカラー違いまで置いてあって、
試着用と購入用が分かれてて・・・。
で、出来るだけ安く買えて、新商品の入荷は早くて、
なおかつ昔の商品も在庫してあって・・・。
でも、それって無理じゃない?
大きな店舗は、家賃も高いよ。持ち土地、持ちビルでも固定資産税とかが要るから、
やっぱり経費は販売価格に反映しちゃう。
在庫がたくさんあれば、それだけロスも出ちゃうし、
少なければ、売り切れちゃう。
結局全てはトレードオフ。
何を取って
何を捨てて
何を残して
何を切り捨てるか?
その中でバランスを取れたお店が、『良い品揃え』って言ってもらえるんでしょう。
じゃぁ、何を残せば良いんだろう?
流行のモノ?ベーシックなモノ?奇抜なモノ?
そこらを上手に見極める。それがバランス感覚なんでしょう。
ここら辺は店舗規模や客層によっても変わるので、百店百様ですね。
ただ、これらはみんな『モノを置いてる』事だけを重視した場合。
一番大切なのは、『ニーズに合わせた商品をセレクト出来る店員』がいる事。
漠然とチューブを買いに来た人に、太さやサイズ、重量やバルブ形状、バルブ長、
それら諸々を聞き出してセレクトするスキルや、
おすすめする理由と製品の特徴をきちんと説明出来るスキル。
場合によっては、お客さんが『コレ!』て決めてきた商品でも、
勇気を持ってより良い商品をオススメできる責任感。
安い物ではないスポーツバイクやその用品、部品を販売するにあたって
これが一番大切だと思う。
雑誌に載ったインプレにはそこまで極端な悪口は書かれないし、
編集さんが気付いてないデメリットがある場合もある。
それらを総合してセレクトできるスキルこそが、生きた商品知識なんだと思う。
店頭に物さえ揃えて置いておけば…というならそれはもう対面販売の意味は無い。
自転車店は『物品販売』と『メカニックサービス』を両軸に動いているけれど、
『物品販売』は後のメカニックサービスにも、
また、当たり前だけれどお客さんのその後の自転車ライフにも関わってきます。
そう、どれだけ素晴らしい商品知識があっても、
それを活かすには『きちんとしたメカニックサービス』が必要です。
自転車店は、『モノを売るだけ』の(さながら家電量販店のような)
店であってはならないのです。
『まぁ小さな違いだし・・・』と無視できるのか、
『小さいけれど後々○○に関わる』のか。
そんな提案が商品セレクトとメカニックサービス両面で出来る事こそが、
大切に思う今日この頃。
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by CCtech
| 2012-10-17 23:04
| 自転車屋さんに望むもの
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