2019年 09月 07日
自転車のブレーキにも可変式ABSを! |
油圧式ブレーキが当たり前のようになってきた昨今のスポーツバイク市場ですが、
やはりまだまだその良さを知らない方も多いのではないでしょうか?
特にロードバイクではここ数年でようやく増えてきた事もあって、
『効きすぎるんじゃないか?』とか
『ジャックナイフ(後ろがガツン!と上がる、逆ウィリーと言えばイメージしやすい人もいるかもしれません)になるのでは?』とか
まだまだ認知されていないようです。
実はMTB用のブレーキセットをそのままロードバイクに移植するとそうなることもありますが、
そこは近年のコンポメーカーはきちんと対策して、
『過度に効きすぎない』味付けをしてリリースしてきています。
なのでMTBのブレーキに慣れた方がロードバイクのディスクブレーキに乗ると『あ、こんなモンなんだ…』となっていたりするのですが、
あまりにガツン!と効きすぎるとタイヤが負けてロックしてしまうのがロードバイクなので当たり前に『わざと効きを弱めている』のがロードバイク用油圧ディスクブレーキの実態です。
さて。
とはいえそんなブレーキでもやはり
『効きすぎるかも?』という声はあるもの。
MTBでもロードバイクでもシクロクロスでもクロスバイクでも、
『大は小を兼ねる』とばかりにやはり『しっかり効く』のがブレーキの第一義ではあります。
とはいえ、
『体重が軽い』とか
『そこまでの効きを求めない』とか
『毎回ブレーキを握りすぎる』とか、
人によってそれらは千差万別なわけで。
そこで出てきたのが上記の
『可変ABSユニット』なのです。
ブレーキレバーやブレーキキャリパー本体、または途中に設置して
『ガツン!』から『ふんわり』まで、ブレーキの効きを可変させることができます。
部品は下記のような形状をしていて、
ホースの角度を変えられます。
そしてこのダイヤル。
なんと45段階(!)で効きをコントロールできるのです。
という事で当店デモバイクのフルサスMTBに装着してみました。
基本はフロントのみで構いませんが、
前後に装着して『リアがロックしないようなセッティングにする』事も可能です。
ほぼ全てのブレーキメーカーに使用する事が可能で、
シマノやMAGURA等のミネラルオイルやSRAMやHOPEといったDOTフルードのブレーキシステム、どちらにも使用可能です。
(一度DOTシステムで使用したパーツをミネラルオイルシステムに使い回す、またその逆のパターン等には注意が必要です)
デモバイクはMTBですが、
ロードバイクやシクロクロス車、クロスバイクでも取り付けは可能です。
ガツン!と効くセッティングから
ふよよよっ、と緩やかに効くセッティングまで緩急自在のこのパーツ、
どうぞお試しください。
by CCtech
| 2019-09-07 18:16
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