維新やまぐちクリテリウムに行ってきました。

時間が早いのでなんとかなるか。

と、日曜日は急遽お隣の県は山口市で行われたJBCF維新やまぐちクリテリウムに行ってきました。


朝6時にはテント設営、

7時には、ぽつぽつと降り始める中…

スタンドのバーを忘れた事が判明…。自分のバカ…


画像のMAVICさんやシマノさん、
AKIコーポレーションさんや
DIRTFREAKさん、
各社もいらっしゃってブース出展やレースサポートで盛り上がる会場。
公道を封鎖しての街中での本物のクリテリウム。
気分は否応なしにアガります。

モナコやマカオＧＰみたいなもんです。
ＴＤＦ最終日のシャンゼリゼでも良いけど。


コース内の掲示もチカラ入ってますし。

で、そんなコースをグルグル回るレースをサポートして、早めに切り上げてから
どしゃ降りの中を帰ってきて開店。





レースサポートの現場ではスピード感が要求されます。
なかなかに無いクリエイティブな壊し方をメイクするライダーもいますし、
トラッドな破損をコンスタントに決めるライダーもいます。
(まっっっっっっっっったく壊さないライダーもいたりしますが)

まぁそれでもそのいずれも、
『レース前に直さなきゃ走れない』わけです。

逆に店頭では確実性が必要です。
いくら早くても、すぐに壊れる修理じゃダメですし。

で、僕はいつも
『レースメカニックとショップメカニックの違い』を、
『ライブミュージシャンとスタジオミュージシャンの違い』になぞらえてみるのですが、
その話は長くなるのでまた今度。



確実に言えるのは、
『なんか音が変わった』と伝えてくれるライダーの感性が素晴らしい。というのは大前提ながら、
『あ、それ◯◯が折れてるから交換』って迅速に判断出来たのは、
今までの経験があったから。
いや、一番偉いのは音の変化に気付いたライダーなんですが。

店頭でのデータをレースで。
レースでのデータを店頭で。
こうやって経験と知識と技術を蓄積していけるのは、当店の強みだろう。と思います。
『レースで鍛えられた云々』てのは、
こういう事だよなぁ。
といつも思いながら、今日もメンテナンススタンドに向かうのでした。