2015年 12月 26日
ROTOR in powerクランク |
ROTORと言えば楕円リング。
僕はヘタレ足なのですが、
そんな僕でも楽しく気持ちよく乗れる手助けをしてくれているのが、
ROTORの楕円リングであるQRINGSです。
最近のモデルは変速もかなりバチバチと決まりますし、
ある程度の約束事を守ればきちんと使えるので前ほどの不安はなくなったのですが、
やはりいくつかの問題点があります。
1つはQRINGSの機能をフルに使うには、
クランク自体もROTORのクランクを使うのが望ましい事。
QRINGSには進角をこまめに変えられる機能がほとんどのモデルに付いているのですが、
色々なメーカーのクランクで、本体との接触等が理由で使えない事も多いです。
二つ目は、シマノ+pioneerペダリングモニターの組合せでは、使えない事。
『色んなホイールが使いたい』=パワータップは使えない
『ペダルは特定のお気に入りペダルが使いたい』=ガーミンベクターは使えない
等、今日のクランク式パワーメーターの需要の裏には特定の機材との組合せのために、
『クランク式パワーメーターしかない』というニーズがあるように思います。
そんなクランク式の中でもペダリングベクトルが計れたり、
左右のペダリングパワーを別々に計測できるのがパイオニアの利点ですが、
ROTORギヤは使えません。
ペダリングベクトル>ROTORギヤって方はpioneerを選んでいただくとして、
ROTORギヤありき>ペダリングベクトルって方は、
ROTORを選んでいただくのが良いと思います。
今までは左右独立したセンサー搭載で、正確性ならROTOR POWER.
片側のみで軽量性と低価格化を進めたROTOR POWER LTの二択でしたが、
アクスルシャフト内にセンサーを埋め込んだ新型がこの
ROTOR in POWERとなります。
最も低価格なうえ、Q-RINGSも使えて、
たくさんの種類のクランク
(30mmシャフト、24mmシャフトといっただけでなく、
MTB用モデルやTT用と色々なクランク)から選べます。
ANT+規格にも当然対応していますし、
360度のトルクデータを測定できる新機能があったりと、
『安くなった』だけではないのも嬉しいところ。
冬のパワートレーニングにおひとついかがでしょうか?
by CCtech
| 2015-12-26 17:27
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