2013年 11月 07日
64.スポークを切ろう |
-スポークカッターを買おう-
自転車を買った後で
『ホイールをグレードアップしたい』とか
フレームから組む際に
『ホイールはどれを組み合わせようか』とか、
考える際にはたいてい完組みホイールが基準になるかと思います。
ですが、なぜか当店ではこのご時勢にあって、
手組みホイールのご依頼がけっこうあります。
『あのリムとあのハブで組みたい』とか
『あの完組みホイールを(リムを変えてでも)復活させたい』とか
少し特殊な例もありますが、
大抵はハブのお持込や組み換えやハブ指定の上で
『合うリムと合うスポークで組んで欲しい』といったご依頼です。
完組みホイールはメーカーさんが
『それぞれにより適した形状と素材』を使って『より高性能』に仕上がる組み合わせで
設計・製造・組み上げをされていくのですが、
『チューブラーリムで32Hでクラシカルな見た目を』や
『好みの色味のリムとハブ、スポークを組み合わせて・・・』といった
(今となっては)ニッチな欲求にマッチする製品は、なかなか出てきません。
そういうニーズに応えられるように僕ら販売店があると思うのですが、
僕ら販売店でも『自由にスポーク長さが用意できる』状況がないと、
お客さんをお待たせする事になってしまいます。
販売店がスポークを入手する先は当然問屋さんなのですが、
その問屋さんに在庫が無ければ、国内入荷を待たねばならなかったり
国内製品であっても問屋さんへの待ちになったり。という事態になってしまいます。
で、実際多いんです。
一度目は、4月の半ば。
本店に在庫があったので、事なきを得ました。
(いや、本店スタッフには手間をかけさせてるので、全然事なきは得てないんですが)
二度目は、5月の終わり。
その時はわりと近くのプロショップさんに無理を言って分けていただきました。
三度目は、先月の半ば。
実は今でもお待ちいただいています。
という事で、そういった事を少しでも減らすべく
スポークカッターなる特殊工具を用意する事にしました。
14番と15番という太さに限定されますが、
『任意の長さにスポークをカット』して『とてもキレイに』ネジ山を作る事ができます。
導入に当たっては、遠方の友人に色々と意見や小技やコツを教えてもらえました。
いや、ありがたい。
そういう事で、今からさっそくネジ切りまくります。
他にもこの工具の利点はいくつかあるのですが、
それはおいおい書いていこうと思います。
いや、もう正直コリゴリなんですよ。
一台分のスポークを準備するのに、
計って切って計って揃えてバイスに固定してネジ立てて固定したスポークを緩めて外して失敗したモノは除けてまた計って切って計ってバイスに固定してネジ立てて固定したスポークを緩めて次のスポークを固定して・・・そんなこんなで数時間をロスするのは・・・。
自転車を買った後で
『ホイールをグレードアップしたい』とか
フレームから組む際に
『ホイールはどれを組み合わせようか』とか、
考える際にはたいてい完組みホイールが基準になるかと思います。
ですが、なぜか当店ではこのご時勢にあって、
手組みホイールのご依頼がけっこうあります。
『あのリムとあのハブで組みたい』とか
『あの完組みホイールを(リムを変えてでも)復活させたい』とか
少し特殊な例もありますが、
大抵はハブのお持込や組み換えやハブ指定の上で
『合うリムと合うスポークで組んで欲しい』といったご依頼です。
完組みホイールはメーカーさんが
『それぞれにより適した形状と素材』を使って『より高性能』に仕上がる組み合わせで
設計・製造・組み上げをされていくのですが、
『チューブラーリムで32Hでクラシカルな見た目を』や
『好みの色味のリムとハブ、スポークを組み合わせて・・・』といった
(今となっては)ニッチな欲求にマッチする製品は、なかなか出てきません。
そういうニーズに応えられるように僕ら販売店があると思うのですが、
僕ら販売店でも『自由にスポーク長さが用意できる』状況がないと、
お客さんをお待たせする事になってしまいます。
販売店がスポークを入手する先は当然問屋さんなのですが、
その問屋さんに在庫が無ければ、国内入荷を待たねばならなかったり
国内製品であっても問屋さんへの待ちになったり。という事態になってしまいます。
で、実際多いんです。
一度目は、4月の半ば。
本店に在庫があったので、事なきを得ました。
(いや、本店スタッフには手間をかけさせてるので、全然事なきは得てないんですが)
二度目は、5月の終わり。
その時はわりと近くのプロショップさんに無理を言って分けていただきました。
三度目は、先月の半ば。
実は今でもお待ちいただいています。
という事で、そういった事を少しでも減らすべく
スポークカッターなる特殊工具を用意する事にしました。
14番と15番という太さに限定されますが、
『任意の長さにスポークをカット』して『とてもキレイに』ネジ山を作る事ができます。
導入に当たっては、遠方の友人に色々と意見や小技やコツを教えてもらえました。
いや、ありがたい。
そういう事で、今からさっそくネジ切りまくります。
他にもこの工具の利点はいくつかあるのですが、
それはおいおい書いていこうと思います。
いや、もう正直コリゴリなんですよ。
一台分のスポークを準備するのに、
計って切って計って揃えてバイスに固定してネジ立てて固定したスポークを緩めて外して失敗したモノは除けてまた計って切って計ってバイスに固定してネジ立てて固定したスポークを緩めて次のスポークを固定して・・・そんなこんなで数時間をロスするのは・・・。
by cctech
| 2013-11-07 23:48
| 自転車屋さんを作ろう
|
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