2013年 03月 28日
カッターあれこれ |
自転車屋って、けっこう手先が汚れます。
チェーンオイルに始まり、各種グリスからディグリーザー、
潤滑系オイルもあるし、油圧ディスクのオイルやサスペンションオイル。
ある意味ケミカルだらけです。
で、そういうのがほんのりと手先に残ってる時ってあるんです。
ご自分で整備や修理をされる方ならけっこう分かる感覚だと思います。
うっすらと手に油分が残ってる感覚。
そんな状態でカッターを使う事も多いのですが、
ふと片付ける時に気付く、カッターに残る油。
『あぁ、これは自分の手の油がカッターに移って、それが定着してんだな』
って理解はするものの、なんかイヤなんですよ、僕の場合。
刃物に油が付いてるのは、『刃』の部分だけで良い。
なのでパーツクリーナーなんかで定期的にジュワっとやるワケですが、
それに耐えるのがやっぱり金属製のカッター。
NTのはアートナイフこそ何種類も持ってますが、
ことカッターに関してはオルファ党です、昔っから(どうでも良い?)

一番安く買える(?)右のは、どうなっても良いような作業用。
真ん中のは、シルバーっていう最初っから剥き出しの製品。
『質実剛健』っていうか『実直』っていうか、
『自分、コレだけしかできませんから・・・』って呟く寡黙な職人さんな風情。
多分コレで生涯8本目くらいのシルバー。
今までのは、人にあげたり無くしたり、落としたり、コジって壊したり・・・。
でも、僕の手にはなんだか一番馴染むのです。
左端のはカッティングシートの作業用に買ってみてから
もう四年くらい使ってみたのだけど、
自転車屋のメカニックとして復帰するにあたり現場用におろしてみたヤツ。
品番とかは忘れました。
ちょっと太いので『使いやすいかな?』と思ったんですが、
なんだかイマイチ僕にはしっくり来なかったので、
油脂類の舞う自転車店のPITで使われる事になったのです。
が・・・。
前述のようにパーツクリーナーでジュっとやっても、
黄色い部分と銀のステンレス部分の間にビミョーに残るのだな、
油やパーツクリーナーや汚れやらが。
で、キモチ良くないので剥がしちゃえ。ってんでやってしまいました。
黄色い樹脂部を剥がして、ただのシルバー化。

剥がして分かったのが厚みや先端部の形状がシルバーとは微妙に違う点。
手元のスライド部分の違いもあって、なんだか一気にコイツの魅力が増しました。
1ノッチだけ出した際に、黄色改の方が出るんです。
地肌のヘアラインの入り方も違うので、シルバーよりも滑りにくい。
黄色かった頃の厚みに対応するべく、スライド部分は厚いので力もかけやすい。
刃先の左右のガタも、シルバーよりも少ないし。
しばらくはコイツがメインになりそうです。
何かにくるまれていると、物の本質が見えにくくなるのは、
たとえカッターでも同様のようです。
僕が単に無頓着過ぎたのかもですが・・・。
自身で使用用途を決めつけてしまって、
他への転用を考えもしなかっただけなのですが・・・。反省。
以上、当人以外にはどうでもいい話ですが、要は
『油まみれで使うカッターは、金属系がお手入れ楽ですよ』
ってなもんでひとつ覚えておいていただくとよろしいかと。
工具箱に入れるまでもない、カッターの四方山でした。
チェーンオイルに始まり、各種グリスからディグリーザー、
潤滑系オイルもあるし、油圧ディスクのオイルやサスペンションオイル。
ある意味ケミカルだらけです。
で、そういうのがほんのりと手先に残ってる時ってあるんです。
ご自分で整備や修理をされる方ならけっこう分かる感覚だと思います。
うっすらと手に油分が残ってる感覚。
そんな状態でカッターを使う事も多いのですが、
ふと片付ける時に気付く、カッターに残る油。
『あぁ、これは自分の手の油がカッターに移って、それが定着してんだな』
って理解はするものの、なんかイヤなんですよ、僕の場合。
刃物に油が付いてるのは、『刃』の部分だけで良い。
なのでパーツクリーナーなんかで定期的にジュワっとやるワケですが、
それに耐えるのがやっぱり金属製のカッター。
NTのはアートナイフこそ何種類も持ってますが、
ことカッターに関してはオルファ党です、昔っから(どうでも良い?)

一番安く買える(?)右のは、どうなっても良いような作業用。
真ん中のは、シルバーっていう最初っから剥き出しの製品。
『質実剛健』っていうか『実直』っていうか、
『自分、コレだけしかできませんから・・・』って呟く寡黙な職人さんな風情。
多分コレで生涯8本目くらいのシルバー。
今までのは、人にあげたり無くしたり、落としたり、コジって壊したり・・・。
でも、僕の手にはなんだか一番馴染むのです。
左端のはカッティングシートの作業用に買ってみてから
もう四年くらい使ってみたのだけど、
自転車屋のメカニックとして復帰するにあたり現場用におろしてみたヤツ。
品番とかは忘れました。
ちょっと太いので『使いやすいかな?』と思ったんですが、
なんだかイマイチ僕にはしっくり来なかったので、
油脂類の舞う自転車店のPITで使われる事になったのです。
が・・・。
前述のようにパーツクリーナーでジュっとやっても、
黄色い部分と銀のステンレス部分の間にビミョーに残るのだな、
油やパーツクリーナーや汚れやらが。
で、キモチ良くないので剥がしちゃえ。ってんでやってしまいました。
黄色い樹脂部を剥がして、ただのシルバー化。

剥がして分かったのが厚みや先端部の形状がシルバーとは微妙に違う点。
手元のスライド部分の違いもあって、なんだか一気にコイツの魅力が増しました。
1ノッチだけ出した際に、黄色改の方が出るんです。
地肌のヘアラインの入り方も違うので、シルバーよりも滑りにくい。
黄色かった頃の厚みに対応するべく、スライド部分は厚いので力もかけやすい。
刃先の左右のガタも、シルバーよりも少ないし。
しばらくはコイツがメインになりそうです。
何かにくるまれていると、物の本質が見えにくくなるのは、
たとえカッターでも同様のようです。
僕が単に無頓着過ぎたのかもですが・・・。
自身で使用用途を決めつけてしまって、
他への転用を考えもしなかっただけなのですが・・・。反省。
以上、当人以外にはどうでもいい話ですが、要は
『油まみれで使うカッターは、金属系がお手入れ楽ですよ』
ってなもんでひとつ覚えておいていただくとよろしいかと。
工具箱に入れるまでもない、カッターの四方山でした。
by cctech
| 2013-03-28 20:55
| 日々の出来事
|
Comments(2)