８．手ぶらで会うのもナンなので

－何が出来るか調べよう－

お互いのスケジュールが合うのが二週間ほど先になったので、
それまでいくつか準備をすることにしました。

大まかに
『どんな店にしたいか』
『どこに出したいか』
『どの程度の規模にするのか』
を僕なりに決めて、社長さんと話す事に決めました。

社長さんがどういう構想で準備をしていたとしても、
自分なりに『僕自身のプラン』を伝える事こそが、
僕なりの誠意だと思ったのです。

両者の構想や思惑に大きな開きがあったとしても、
それはきっと無駄にはならないと考えました。

大まかに店の形態は
『ＢＭＸ屋』や『ロード屋』『ＭＴＢ屋』等と決めない。
『奇抜な商品や珍しい商品より、あって当たり前のパーツを置き、
無いと困る小さなパーツをストックする』店。
『通販よりも対面販売を主とし、修理をきちんとする』店。

意外と『ワイヤーが無い』とか、『ブレーキシューがない』
お店ってあるんです。
大量の商品を置くんじゃなくて、
多種の商品を提供できるお店でありたいと思いました。

在庫管理は大変なんですけどね。